【2021年版】オンライン面接の成功ポイント 4選

【アフターコロナの就活】オンライン採用でやっておくべき4つのこと マネジメント

Withコロナ時代では、従来通りの採用活動を行うことが難しくなり戸惑っているご担当者の方もいるのではないでしょうか。従来の採用は、対面が多かったため、急にオンラインになると人柄が伝わりにくく採用活動の難易度が上がったと思います。

そこで今回は、オンライン面接初心者のご担当者様に向けてどのような採用活動を行えばいいのかポイントを4つご紹介します。

1. オンライン面接では動画が効果的

オンライン面接では動画を駆使する

オンライン面接を行う際は、ただ求職者と画面越しに話すのではなく、画面共有をして会社の紹介動画を流すことが効果的です。

動画のメリットはさまざまですが、大きな特徴として複数の要素から求職者に自社をアピールできる点が挙げられます。

画面越しの会話では、対面で話すよりも相手に伝わる情報量は少ないといわれています。そのため、画面越しの会話になってしまうオンライン面接では、「相手に情報が満足に伝わっていない」前提で考える必要があり、動画を利用することで声、映像、文字の3つから自社の魅力を伝えることが可能になります。

動画の内容には自社の理念、主力サービス、事業内容、先輩社員の働く様子など、人事担当が話すだけでは伝わらない内容かつ、働く自分がイメージできる内容にしましょう。

また、求職者の印象に残るための一つに、オンライン説明の冒頭で動画を再生することは効果があるといわれています。初めから自社のことをしっかりと伝えることで、その後のコミュニケーションが円滑に進みやすいからです。

ぜひ、動画を取り入れてみてはいかがでしょうか。

2. 採用ページのアップデート

オンライン面接 ポイント

2つ目に重要となるのは、自社の採用ページの充実化を図ることです。

今では、ホームページがない企業の方が珍しいほど普及しており、クオリティーも年々増加しています。従来、企業の入り口にある看板が自己紹介のような役割を担っていましたが、今ではホームページがその役割をになっています。

そのため、求職者に好印象を与え、自社イメージをしっかりと伝えるためにはホームページの内容をアップデートしておくことが欠かせません。

古めかしいデザインや、情報が古い場合は改善を試みることをおすすめします。これは、ホームページが理由で求職者が離脱することや、ミスマッチを防ぐ効果があるからです。

また近年ではスマホで採用ページをチェックする求職者も増えているため、Webページはレスポンシブ対応にしておくことが必須です。

※レスポンシブ対応とは、Webページを開いた際にページの大きさが端末に適したサイズに自動調整される機能のことです。

レスポンシブ対応が実装されていないと、読みづらいWebページという印象を与えてしまいかねません。

そして、採用ページではコラムや企業情報の発信を頻繁に行うことが大切です。

頻繁に情報を更新することで、求職者に安心感を与えられ、採用に積極的である姿勢を示すことが可能になります。

3. オンラインならではのコミュニケーション

オンライン採用 ポイント

人事の採用担当においては、オンラインならではのコミュニケーションスキルを習得しておきましょう。

オンラインでは相手の反応が見えづらく、音声にラグが生じるといった対面でのコミュニケーションには見られない懸念点が存在します。

その分、求職者側が話についてきているか、内容は伝わっているかを常に意識しておくことが重要です。

そのためには、

  • なるべくゆっくりハキハキと話す
  • ラグが生じてもいいよう、間を多めに取る
  • 結論を最初に話、端的に情報を伝える

などの気遣いが必要になります。

また、視覚情報が少ない分、相手を判断する能力も従来よりも求められます。足元や身振り手振りが見えないため言葉遣いやコミュニケーションが評価に占める割合が多くなるため、この点をどう評価するか?は今一度考えておくべきでしょう。

4. ITリテラシーの向上

オンライン面接 コミュニケーション

オンライン採用では、人事担当だけでなく全社的に社員のITリテラシーを高めることが大切です。

採用をする際は、人事部門以外の社内スタッフに面接を任せることや、オンライン交流会に参加してもらうこともあるでしょう。

場合によっては、セミナー形式で社員を説明会に登壇させることもあると思います。

そうした際にWeb会議ツールに入れない、音声や映像がスムーズに配信できないと、あっという間に求職者に不信感を持たれてしまいます。

そんな事態を防ぐためにも求職者とのやり取りをスムーズに進めるために、社員のITリテラシーを高める活動を行いましょう。

たとえば、Web会議ツールに入る際のチェック項目リストを作る、動画を撮って一覧の操作の流れを周知する、といったことが有効的です。

また操作手順だけでなく、先述したオンラインならではの話し方などもあらかじめ伝えておくことをおすすめします。

全社的にITリテラシーやコミュニケーションスキルを高められれば、オンライン採用の成功率は大きく向上するはずです。

まとめ

オンライン面接による採用を成功させるために注力したい4つの項目について解説しました。

Web会議システムなどを使うことはもちろん、動画を活用することや採用ページを更新することも、オンライン面接では欠かせません。

併せて人事担当や社内スタッフがトレーニングを積めば、求職者とやり取りする際に好印象を持ってもらえるでしょう。

ぜひこれらの4つを意識していただき、採用活動の更なる活性化に貢献できれば幸いです。

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