【2022】採用手法のトレンドは?面白い取り組みを事例込みでご紹介

採用 リクルーティング マネジメント

時代に合わせて変化を続ける採用手法。優秀層を効率的に採用するにはどんな手法があるのか?その手段を求め日々採用手法は進化を続けています。

本記事では、

・採用手法の歴史

・2021年中小企業オススメの採用手法

・中小企業が採用を行う前に考えるべきこと

についてご紹介します。

採用手法の歴史

早速ですが、現在に至るまで採用手法がどのように変化してきたのかご存知でしょうか?情報化社会に合わせて生活が変化してきたのと同様に、採用手法も変化を続けています。また、売り手社会になった影響もあり、昔と今では大変な差があります。

早速、現在と今の採用手法の歴史を見てみましょう。

なお、ここでは新卒採用手法の変化に沿ってご紹介させていただきます。

・1870年代 日本初の求人広告が掲載

・1962年代 大学新卒者向けの求人情報創刊

・1980年代 合同起業セミナーの開催

・1983年代 就職四季報創刊

・1995年代 Web求人広告

・2000年代 新卒紹介サービス

・2005年代 逆求人イベント

・2012年頃 Facebook・Twitter運用

・2014年頃 スカウティングサイト

・2015年頃 ミートアップ

・2016年頃 AIマッチング 

これが現在に至るまでの採用手法の変化です。

経済の発展により新卒採用への関心が高まったことも採用手法の変化に影響を及ぼしたと思われますが、Web広告が始まってからはいかにして効率よく学生と「コンタクト」することができるのか?に採用の形が変化してきたことが分かります。

中小企業が行っているメジャーな採用手法

では、現在中小企業が行っている採用手法にはどのようなものがあるのでしょうか?

中小企業庁が行った調査によると、中小企業が実施したことがある採用手法が

・ハローワーク

・知人・友人の紹介

・就職情報誌や新聞・雑誌等の広告

が上位となっております。

コストがかからない採用手法を筆頭に採用活動を行っていることが分かります。

中小企業が感じる採用の課題

では続いて、中小企業が感じる採用課題としてどのようなものがあるのでしょうか?

中小企業庁が行った調査によると

・採用の予算がない

・人手不足で採用にかける時間がない

この2点が大きな課題として挙げられています。

実際、採用予算がないというのは、中小企業が行っている採用手法からも分かります。採用予算がないため、予算のかからない「ハローワーク」「知人・友人の紹介」という手法を行っています。

また、中小企業では73.3%、小規模事業者では80.4%の割合で社長が採用を担当しています。常に多忙な経営者自身が採用を担当しているため、時間に追われ採用活動が疎かになってしまう。。これが人手不足で採用にかける時間がない実態でしょう。

2021年中小企業オススメの採用手法

では次に、2021年現在中小企業へオススメするオススメの採用手法をご紹介します。

中小企業が様々な課題を採用活動において感じられていますが、これからご紹介する採用手法は

・コストがあまりかからない

・求職者とコンタクトしやすい

この2点が優れた採用手法です。

それは

・SNS運用

・AIマッチングを活用したリクルーティング

です。

それぞれご紹介します。

SNS運用

SNS運用のメリットは

・コストがかからない

・より求める人材へコンタクトできる

・理解を高められるため、ミスマッチがおきにくい

です。

コストがかからないことは大前提として、SNSでコンタクトすることで求職者の人柄などを知ることができます。そのため、求める人材へDMなどでコンタクトすることが可能です。また、求職者は企業情報をラフに認知することができため相互理解が深まります。相互理解が深まることでミスマッチがおきにくくなるため、この点もメリットでしょう。

しかし、

・効果が出るまで時間がかかる

・手間がかかる

ことがデメリットとして挙げられます。

この点を予め理解した上で導入のご検討してみてはいかがでしょうか。

SNS運用の参考事例

SNSを利用した採用事例をご紹介します。

SNSでの採用活動では大きくわけて2つのケースがあります。

・企業公式アカウントとして運用する

・役員、人事アカウントとして運用する

です。

今回はこの2つのケースそれぞれに関して、採用に繋がりやすいSNSであるTwitterを参考にご紹介します。

(事例①)トーテックアメニティ株式会社

トーテックアメニティ株式会社は、6,000フォロワー以上を要する企業公式アカウントです。特徴として採用情報だけではなく、社内の日常的な投稿も多くユーザーとの距離感が非常に近い企業アカウントとなっております。

(事例②)C Channel 株式会社

C Channel 株式会社では、近藤幸子さんという人事の方が採用アカウントとして運用しています。特徴は、人柄や会社情報に関する投稿が多く採用に関する情報はあまり多くありません。そのため、色んな人との交流が多くその分、たまにする採用情報に対する反応が多いように見えます。

採用におけるSNS運用のポイント

ご紹介した2社ともに言えますが、SNSを用いた採用活動はいかに親近感をもってもらえるかが重要になりそうです。ガチガチに固めた採用アカウントよりも人柄や組織情報をふんわりと公開していく方が、いいねなどの数も多く、SNSという採用媒体にも適していると思われます。

AIマッチングを活用したリクルーティング

AIマッチングのメリットは、

・手間が比較的かからない

・ミスマッチが起きにくい

・バイアスが影響しない

です。

自動マッチングのため、手間が比較的かからないことが大きな強みです。また、バイアスの影響がなく行動や人物情報に基づきAIが適した人材をマッチングしてくれるためミスマッチが起きにくいことも魅力として挙げられます。

しかし、

・判断に必要なデータの蓄積が必要

・人間性などの部分が分からない

ことがデメリットとして挙げられます。

以上を予め理解した上で導入のご検討をしてみてはいかがでしょうか。

オススメのAIマッチング採用サービス

AIマッチング採用サービスのオススメをご紹介する前に、AIマッチングサービスには大きく分けて2つの種類があります。

・スキルマッチ

・カルチャーマッチ

です。

スキルマッチは職務経歴書やSNSから求職者のスキルを判断するAIが搭載されたマッチングサービスです。カルチャーマッチは、事前アンケートへの回答をもとに既存の社員へのマッチ度を判断するサービスです。

どんな人を求めるかで利用するサービスを選ぶようにしましょう。

それでは、それぞれのオススメAIマッチングサービスをご紹介します。

(おススメ①)LAPRAS SCOUT(ラプラススカウト)

・特徴

scoutyは、AIを用いたスキルマッチング型の採用サービスです。SNSやgithubなどへのアウトプット情報から求職者のスキルを明確化し、AIが求職者のスキルや志向性を客観的に分析してくれます。

scoutyのサービスを活用すれば、求職者が書いたコードやブログなどの私的情報を踏まえたスキルマッチが行えます。転職者のデータをAIが学習しているため、サービスの継続的な精度向上が期待できます。

優秀なエンジニア採用に強みを持っているサービスです。

・価格

価格は定額制となっているようです。詳細はお問い合わせくださいませ。

(おススメ②)Careertrek(キャリアトレック)

・特徴

Careertrekは、カルチャーマッチング型の採用サービスです。人工知能で企業と求職者をマッチングすることはもちろん、求人は企業の知名度や掲載費用に関わらず各社平等に掲載してくれます。また、利用期間中の求人掲載数は無制限となっており、自社に興味のある求職者には、直接アプローチが可能です。

口数がかからず潜在層にもアプローチできることが強みです。

・価格

価格は要お問い合わせとなっております。

AIマッチング採用サービス運用のポイント

AIマッチングサービス運用のポイントとしては、利用候補のツールが

・どんなユーザーを所持しているのか?

・AIがどんな学習をしているのか?

を判断することです。

欲しい人材がいないサービスを利用しても意味がありませんし、AIが学習している内容によりマッチしても欲しい人材がこない。。なんてこともあります。

そのため、運用前にこの2点を見極めることが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

採用予算がなく、多忙な中小企業でも活用できる採用手法は様々あります。

特に、SNS運用はコストがかからない上に、採用に成功しているケースも多いです。多少手間はかかりますが、うまく利用できると非常に強い採用の見方になりますので、ぜひ導入をご検討してみてはいかがでしょうか?

<参考>

変化著しい新卒採用市場で、人事に今求められるものとは?

新卒採用のトレンドの変遷|採用手法の歴史を年表にまとめてみた

【まとめ】新卒採用にAI活用するメリット・デメリット

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