Google search consoleとは|登録方法から使い方まで解説

Google search console 使い方 経営tips/事例

Googleが提供するSEO解析ツール、Google search console。各ページの表示回数やクリック率・掲載順位などを知ることができるため、SEO対策に必須のツールといえます。

本記事では、Google search consoleについて、登録方法方使い方まで、初心者にも分かりやすく解説します。

Google search consoleとは

Google search consoleとは、Googleが無料で提供するSEO解析ツールのこと。
以前はWebマスターツールという名称で呼ばれていましたが、2015年5月20日に名称を変更。

2018年にリニューアルされました。Google search consoleを活用すれば、アクセスする前のデータやサイトがペナルティを受けているかどうか、検索エンジンにどう見られているのか、などを知ることができます。

Webサイトを運営している場合、必須のツールといえるでしょう。

Google search consoleの設定方法

Google search consoleの設定方法を、順を追って説明いたします。

1. Google search consoleにログインする

Google search consoleを利用するには、Googleアカウントが必須です。Googleアカウントを持っていない場合、まずはアカウントを作成しましょう。

アカウントを作成したら、Google search consoleのトップページにある「今すぐ開始」をクリックし、Googleアカウントでログインしてください。

2. データを取得したいサイトを登録する

Google search consoleにログインしたら、まず「プロパティを検索」次に「+プロパティを追加」をクリックして、データを取得するサイトを登録します。

3.プロパティタイプを選択する

Google search consoleにデータを取得したいサイトの登録が完了したら、「ドメイン」または「URLプレフィックス」の2種類からいずれかのプロパティタイプを選択します。「ドメイン」はサイト全体での計測、「URLプレフィックス」はサイト全体または指定ページの分析をすることができます。

・ドメイン

ドメインプロパティでは、トップドメイン以下のサイトをまとめて管理することができます。「http」または「https」の違いや「www」の有無、サブドメイン・ディレクトリなどは関係ありません。

1つのドメインで複数サイトを運営している場合は、1度のGoogle search consoleの設定で利用することができます。登録する際、DNSレコードの確認が求められます。

・URL プレフィックス

URLプレフィックスでは、サブドメインや「http」と「https」の違いを区別して管理するもの。つまり、複数のウェブサイトを運用している場合は、各データの取得ができますが、それぞれのサイトごとにGoogle search consoleに登録する手間を要します。

Google search consoleを活用する場合、Googleアナリティクスも活用するケースが少なくありませんが、Googleアナリティクスとの連携には、Googleアナリティクスに登録しているプロパティと同じURLが必要です。そのため、Google search consoleのプロパティ選択では、URLプレフィックスの選択が求められます。

いずれにせよ、ITに詳しくない方はURLプレフィックスの方がおすすめです。

4. 所有権の確認をする

「所有権の確認」では、HTMLファイルを選択し、HTMLファイルをダウンロード後、該当URLのサーバーにアップロードします。HTMLファイル以外の選択肢もありますが、ITに不慣れであればHTMLファイルのアップロードを選びましょう。

5. 作業を完了させる

上記の作業が完了したら、「確認」をクリックしてください。「所有権を自動確認しました」が表示されれば、正しくGoogle search consoleの設定が完了したことを表しています。

Google search console の見方

ここでは、Google search consoleの「検索パフォーマンス」と「カバレッジ」の見方を解説いたします。

検索パフォーマンス

「検索パフォーマンス」は、キーワード分析において最も重要なもの。登録したウェブサイトの過去7日間・28日間・3ヶ月・6ヶ月間におけるクリック数や表示回数・平均クリック率・平均掲載順位を確認することができます。

検索画面に表示されるに至ったキーワード検索の割り出しと該当キーワードに対するクリック数・クリック率・掲載順位も表示可能。クリック数・クリック率・掲載順位は、今後の記事のリライトや記事の対策キーワードを検討する上で参考になるものなので、チェックするようにしましょう。

また、過去7日間・28日間・3ヶ月など、指定した期間と比較したアクセスの状況を一覧で確認することもできます。

カバレッジ

「カバレッジ」では、エラー表示されているページの有無を判別することができます。画面左側の「インデックス」の「カバレッジ」をクリックすると、エラー・警告あり・有効・除外のいずれかの状況が表示されます。

各状況は、下記の通りです。

エラー:インデックスに登録されておらず、修正が必要な状態。

警告あり:インデックスに登録されているが、注意すべき問題がある状態。

有効:問題なくインデックスに登録されている状態。

除外:サイト運営者が、意図的にインデックスに未登録の可能性がある状態。

インデックスとは、Googleが自身のウェブサイトのページを登録しているか否かを示すもの。インデックスに未登録である限り、検索画面に表示されることは決してありません。

従って問題がある場合は、インデックスに正しく登録されるように早急に対処することが大切です。スクロールすると、エラー表示の理由も表示されます。

念のため、「カバレッジ」は週1回または月1回など定期的に確認しましょう。

Google search consoleの使い方

ここでは、Google search consoleで絶対に押さえたい「URL検査」と「メッセージ」の使い方を説明していきます。

URL検査

URL検査では、ページのインデックス状況やGoogleに認識されているURLなどの情報を知ることができます。設定方法は、トップ画面の「・・」内の全てのURLを検査」の検索部分にインデックスしたいURLを入力してエンターをクリック。

画面に表示された「インデックス登録をリクエスト」をクリックし、「インデックス登録済み」と表示が変われば「OK」をクリックします。続いて「URLはGoogleに登録されています」と表示されれば、無事にGoogleのインデックスに登録申請できたということを意味します。

メッセージ

Google search consoleは、インデックスの不具合やペナルティが発生しているかどうかを通知してくれます。そのメッセージを確認する方法は、Google search consoleのホームから確認したいサイトを選び、「メッセージ」をクリックするだけ。

ペナルティが課せられた場合、即対応すべきなので、定期的にメッセージを確認することが大切です。

まとめ

Google search consoleの設定方法と見方・使い方について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。無料で利用できるうえ、メディア運営には必須の機能が満載のツールなので、サイトを運営する際にはGoogle search consoleの活用がおすすめです。

参考記事一覧

【2021年版】Google サーチコンソール の使い方。ウェブサイト改善のための活用術! – ウェブ解析士協会

【入門版】Google Search Consoleの登録・設定方法&使い方【スタートアップガイド】

【2021年最新版】Googleサーチコンソールの登録方法と基本操作【画像付きで解説】 | PINTO!

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