ホームページのリニューアルやインターネット広告を運用する際重要になるキーワード。本記事では、「ん?キーワードって何?」と疑問をお持ちになられているインターネット初心者の方へ向けてキーワードはどう利用するのか?などの経営者なら知っておくべき基礎とキーワード分析ツールをご紹介します!
キーワード分析ツールとは
キーワード分析ツールは、Googleなどでキーワードを元に顧客ニーズを調査するためのツールです。
ただ、何となく分かっているような分かっていないような…
そんな方も多いと思います。
そこで、
・キーワードとは何なのか?
・なぜキーワードを知る必要があるのか?
・キーワード分析ツールで何ができるのか?
と順を追って初心者向けにキーワード分析ツールの基礎をご紹介します。
キーワードって何?
結論から申し上げると、キーワードとは何かを検索する時に打ち込むワードのことです。
代表的で分かりやすい例でお伝えすると、Googleで何かを検索する時に打ち込み言葉のことです。
もしあなたが、来週の月曜の20時から新宿で会食があるため、個室のお店を予約する必要があるとしましょう!
その時きっとあなたはGoogleで
’’新宿ディナー’’
といったようなワードを入力してお店探しをしますよね!
この’’新宿ディナー’’がキーワードとなるわけです!
※個室はサジェストキーワードというような認識になりますが、詳細は後ほどご紹介します。
このキーワードから顧客は何を求めているのか?どんなニーズがあるのか?
といった検索意図を見つけるお手伝いをするのがキーワード分析ルーツなのです!
なぜキーワードを知る必要があるの?
では、なぜキーワードを知る必要があるのでしょうか?
結論から申し上げると、’’売上拡大や認知度向上など集客面で非常に重要’’だからです。
でもなぜ集客面でキーワードが重要なのでしょうか?
これは、顧客ニーズを知ることができるからなのですが、これについてご紹介する前に重要になってくるサジェストキーワードについてご紹介します。
サジェストキーワードを知ることで検索意図が見える
またよく分からない用語サジェストキーワードが出てきました。まずは、このサジェストキーワードについて先程の例を用いてご紹介します。
あなたは、新宿でディナー会食を行うためのお店を探す必要があります。
そこで、新宿ディナーと検索する場所に文字を入力しますよね。すると、下記写真のようにたくさんの候補となるキーワードが表示されると思います。
この写真にある
’’安い 友達 おしゃれ 安いおしゃれ デート’’
などがサジェストキーワードです。
つまり、サジェストキーワードとはGoogleの検索したい文字を入力する場所にキーワードを入れたときにたくさん表示される「候補キーワード」のことです。
このサジェストキーワードは、”検索頻度“や”起点キーワード(今回であれば新宿ディナー)との関連度合い”に応じて表示されていると言われています。
そうです!
このサジェストキーワードを知ることで、新宿ディナーで検索をした人はどんなニーズがあるのか?何を調べようとしていたのか?が分かるのです。
安いというサジェストキーワードから、「とりあえず安く抑えたい。同僚との手軽な飲みの場所探しかな?」という仮説を立てられたり、おしゃれというワードからは「女子会やデートかな?」という検索意図が見えてきます。
そして今回の会食のような場合は、個室でお店選びをすることが多いと思いますよね!
このことから、あなたのお客様はどんな検索意図があるのかを逆算することでお客様が求めているサービスを提供することが可能になるわけです。
知ったキーワードはどう活用するの?
さて、サジェストキーワードを知ることで、あなたのお客様となる方がどんな検索意図があるのかを逆算し求めているサービスを提供できるということはイメージがついたかと思います。
でもそれをどうやって活用するのか?どの具体的なイメージが湧きませんよね…
「検索意図を知ったところで使い方が分からないと意味がない!!」
と思われるかと思います。
そこで、キーワードをどう活用するのか?Web初心者の方へ向けて基礎となるホームページをご紹介します!!
顧客へ向けて自社サイトを伝える
キーワードを知ることで適切な顧客へ自社を伝えることができるようになります。
あなたはちょっとお高めで完全個室の企業の会食向け飲食店を新宿で経営しているとします。
そうなった時、新しいお客様をWebで集客するためには検索意図を逆算しどんなワードで検索したら表示されるようにしたらいいんだろう?と考える必要がありますよね!
例えば
’’新宿ディナー 個室’’
’’新宿ディナー 会食’’
’’新宿ディナー 打ち合わせ’’
などでしょう。
このように表示をさせるためには、ホームページやブログなどのタイトルに
’’新宿での会食はお任せ’’
’’新宿ディナーで完全個室、ゆったり過ごせる空間を提供します’’
など顧客が調べるであろうワードを先取りして反映させておく必要があります。
変に会食を意識して
’’新宿ディナー 高級’’
’’新宿ディナー 一流接客’’
などを入れたホームページなどでは、顧客の検索に引っかからない可能性があります。
このように、キーワードを知ることで顧客の検索意図を知りホームページにキーワードを反映させることでWeb上での集客に活かせるのです。
どうやってキーワードを調べる?オススメのツールをご紹介!
では、Web集客で重要なキーワードですがどのようにして調べればいいのでしょうか?
答えは’’キーワード分析ツールを利用する’’です!
キーワードの選定の大まかな流れとしては
①メインキーワードを探す
②サジェストキーワードを決める
です!
この2つをWeb初心者でも使いやすく無料で利用できるキーワード分析ツールを2つご紹介します。
メインキーワードを探す【Googleキーワードプランナー】
Googleキーワードプランナーは、特定のキーワードがどれくらい検索されていて、競合はどのようなワードで顧客へアプローチしているのか?を探すことができるツールです!
一言でお伝えすると
自社のポジションを見定めるためのツール
のため、上記のように
’’キーワードのボリュームを調べて大まかな顧客の検索意図を探る’’
といった目的で利用するといいと思います!
少し分かりにくいと思うので、噛み砕いてご説明します!
キーワードのボリュームからホームページを掲載するポジションを見つける
先程の飲食店の事例を再度用いてご説明すると、あなたはちょっとお高めで完全個室の企業の会食向け飲食店を新宿で経営しています。
Webからの新規顧客を獲得するために、
’’新宿ディナー’’で自社サイトが上位に表示されるようにしたい!と考えた場合
Googleキーワードプランナーを利用すると写真のような数字が表示されます。
ここから
①新宿 ディナー=1万〜10万回検索/月
②新宿 夜 ご飯=1000〜1万回検索/月
③新宿 レストラン=1000〜1万回検索/月
だということがわかります。
月に最低1000回しか検索されないワードよりも1万回検索されるキーワードの方が見つけられやすいというのは何となく想像がつきますよね?
イメージとしては、新宿でお店を出すか?それとも、江戸川区で出すか?で考えた時に新宿の方が人が多いので新宿に店舗を出そう!というようなお店のポジションを見つける時と同じような認識です。
つまり、新宿 ディナーをキーワードにした方がこのケースだと色んな人に見てもらえる可能性があります。しかし、検索する人分、競合も多いことでしょう。
そのため、メインターゲットの会食をする客層へどのようなサジェストキーワードを選べば自社サイトを見つけてもらえるか?を考える必要があります。
そのためにサジェストワードを調べるツールを利用する必要があります。
参考:Googleキーワードプランナーのご利用はこちらから
サジェストキーワードを探す【ラッコキーワード】
ラッコキーワードは、無料で利用できるサジェストワード検索ツールです!
ラッコキーワードは、検索意図を知ることができるため
’’より適切な顧客へ自社サイトを見てもらうための差別化ツール’’
だとイメージしていただければと思います。
こちらも噛み砕いてご説明します。
検索意図から競合との差別化を図る
では、先ほどのGoogleキーワードプランナーでどこにポジション(新宿 ディナーというキーワード)を取るか?を決めることができました。
ただ、これでは漠然としすぎていて競合のサイトに埋もれてしまう可能性があります。その問題を解決するためにはより顧客に合わせた細かいワードを定める必要があります。
今回はちょっとお高めで完全個室の企業の会食向け飲食店を新宿で経営している仮定なので、会食を行うターゲットがどんなワードでお店を探すのかを見つける必要があります。
そこで、まずは新宿 ディナーで調べてみましょう!
そうすると、様々なサジェストがありますが、個室が最もターゲットにヒットしている可能性が高いことが分かります。
では、続いて新宿 ディナー 個室でさらにサジェストを調べてみましょう。
そうすると、このようなサジェストが表示されました。
ここから、ターゲットは’’高級’’というワードがあっていると考えられます。
そのため、
’’新宿 ディナー 個室 高級’’
というワードだとメインターゲットに自社サイトを見つけてもらえる可能性が高いと思われます。
参考:ラッコキーワード
ご紹介したのはあくまでも一例ですが、流れを振り返ると
①メインキーワードを探す(どこのポジションにサイトを表示するか決める)
②サジェストキーワードを決める(ターゲットに合わせてセグメント)
といった流れです。
これを行うことで、顧客の検索意図も調べることができますし、どうすれば競合に埋もれず顧客に見つけてもらえるか?が分かります。
まとめ
Web上で自社をお客様に見つけてもらうためにはキーワードを理解することは避けて通れません。本記事の基礎からまずはキーワードとは何なのか?を考えるきっかけになれば幸いです。
[mailpoet_form id=”1″]