「自社の営業力に不満がある」
「人手が足りないけど、人件費をかけたくない」
このような悩みを抱える企業も、多いのではないでしょうか。
コストを抑えて営業を成功させるというのは、どの企業でも共通の課題だと思われます。
そこで今回の記事では、成果報酬型の営業代行をご紹介します。
「営業をバックアップして欲しい」
「固定費をかけずに営業力をつけたい」
このように考えている企業の方は今回の記事をぜひ、最後までお読みください。
成果報酬型の営業代行とは？
営業代行とは、営業に悩みを持つ企業の代わりに、営業活動を行うサービスのことです。
代行するサービスも細分化されており、リード獲得から商談を含む営業活動全てまで、企業の要望にあわせて利用できます。
例えば、人手不足に悩んでいる企業や、営業力に不満・不安を感じている企業におすすめです。
また成果報酬型とは、代行するサービスごとの成果に対して、報酬を支払う契約スタイルのことを指します。
例えば、テレアポ1件獲得〇〇円、商談1件〇〇円、成約1件〇〇円のように、積み上げ式の報酬体系となっているのです。
成果報酬型は固定費がかからないメリットがありますが、報酬の価格設定が高めの傾向にあるため注意しましょう。
成果報酬型の営業代行の相場
一般的な営業代行会社の相場は、以下の通りです。
- テレアポ1件：15,000円～30,000円
- 商談1件：15,000円～20000円
扱うジャンルや商材によっては、商談よりアポイント獲得の方が高くなることもあります。
料金設定は代行会社ごとに違いがありますので、必ず確認しましょう。
成果報酬型の営業代行のメリット3選
成果報酬型の営業代行におけるメリットは、以下の3つです・
- 固定報酬型と比べてコストを抑えられる
- 営業のプロに発注できる
- 部分的な業務のみを任せられる会社もある
それぞれ導入する検討材料になるので、1つずつ確認して下さい。
1. 固定報酬型と比べてコストを抑えられる
成果報酬型では、固定報酬型よりもコストを抑えて依頼できます。
委託した業務で成果が得られなければ、支払う費用も発生しません。
月額料金が発生する固定報酬型と比べて、費用を抑えることが可能なので、予算を抑えたい企業に向いています。
2. 営業のプロに発注できる
営業代行会社は、成果を出すことで評価・対価を得ています。
営業に特化したスペシャリストの営業マンたちが、それぞれの業務を担っているのです。
特に成果報酬型では、成果が出なければ報酬が発生しないため、営業ノウハウを熟知したエキスパートが揃っています。
営業力を強化したい企業にとって、営業に特化したプロ集団に発注できるメリットは大きいと言えるでしょう。
3. 部分的な業務のみを任せられる会社もある
営業代行には市場調査から商談成立まで、営業業務を一括して代行する以外に、部分的な業務に特化して依頼できるサービスもあります。
例えば、以下のサービスを任せられるでしょう。
- 市場調査
- 営業リスト作成
- リード獲得
- テレアポ
このように部分的な外注も可能なため、リソース不足をおこしている部署のみを任せることも可能です。
成果報酬型の営業代行を選ぶ際のポイント3選
成果報酬型の営業代行を選ぶ際は、以下のポイントに気を付ける必要があります。
1. 営業実績が優れているかどうか
2. 営業方法を公開しているかどうか
3. 料金が高すぎないかどうか
いずれも重要なポイントなので、1つずつチェックしていきましょう。
1. 営業実績が優れているかどうか
営業代行会社であれば、ホームページに過去の実績や事例を記載しているはずです。
事例や実績の中に、自社と同じジャンルの営業経験が複数あれば、営業ノウハウも蓄積されていると考えられます。
経験が豊富であれば、課題・問題に直面したときに、プロならではの対応力を発揮してくれるでしょう。
経験や実績が少ない場合は、担当者にヒアリングを行い、どのような営業ノウハウがあるのか丁寧に確認することが大切です。
2. 営業方法を公開しているかどうか
活動方法や、結果をシェアしてくれるかどうかも、大切なポイントです。
日々の営業活動をどのように行っているか、報告を受けましょう。
良い成果が挙がっている場合、どういう手法で営業すれば結果がでるのか、その営業ノウハウを学ぶことが可能です。
営業方法を公開してもらうことは、自社の営業力をあげる近道になるので必ず確認しておきましょう。
3. 料金が高すぎないかどうか
成果報酬型は、成果が得られないと営業代行会社に報酬、利益が発生しないため、サービスごとの料金が高めに設定されています。
例えば、以下のような成果ごとに費用が発生することが多いです。
- アポイント獲得
- 商談獲得
- 契約成立
成果ごとに費用が発生する積み上げ式のため、それぞれの項目の料金が高いとコストパフォーマンスが悪くなる恐れがあります。
成約に繋がったときの利益から逆算して、費用とのバランスが適切かどうか、丁寧に料金設定を確認しましょう。
おすすめの成果報酬型の営業代行会社4選
成果報酬型の営業代行会社としておすすめなのが、以下の4社です。
- 株式会社エグゼクティブ
- 株式会社グローバルステージ
- 株式会社ネオキャリア
- 株式会社完全成果報酬
ここからは、それぞれの企業の詳細について確認していきましょう。
1. 株式会社エグゼクティブ
出典：株式会社エグゼクティブ
株式会社エグゼクティブは、2002年に営業を開始し、創業20年になる老舗の営業代行会社です。
結果の求められる厳しい営業代行の世界で、20年も結果を出し続けている、営業のプロ集団だと言えるでしょう。
以下に、株式会社エグゼクティブの特徴をご紹介します。
| 内容 | 詳細 |
| 月額固定費 | 10万円 |
| 料金一例 | 基本料金10万円+結果による成果報酬型 |
| 営業請負実績 | 累計1000社以上 / 月間60社請負 |
| 得意商材・業務 | ・無形商材・説明の難しい商材（コンサルティング・電子機器など）・まだ世の中にない商品 |
| 開始時期 | 要相談 |
このように株式会社エグゼクティブは、法人を専門とした「無形商材」「説明の難しい商材」を得意としています。
営業テクニックを熟知した、営業のエキスパートが在籍している企業と考えて良いでしょう。
2. 株式会社アイランド・ブレイン
株式会社アイランド・ブレインは、2004年6月から事業をスタートした法人専門の営業代行会社です。
代行内容はシンプルで、商談に至るまでのアポイントに特化しています。
事業スタート以来、55業種、2500社、75000件以上の商談取引実績と経験があり、幅広い業種への対応力が魅力と言えるでしょう。
以下に、株式会社アイランド・ブレインの特徴をまとめました。
| 内容 | 詳細 |
| 料金一例 | 営業代行・テレアポ代行で得た商談1件につき16,500円 |
| 営業請負実績 | 55業種、2500社、75000件以上の商談取引実績 |
| 得意商材・業務 | ・無形商材・コンサルティング |
| 開始時期 | 要相談 |
対応業種も幅広く、分かりやすい料金体系になっているので、初めて営業代行会社を使う企業におすすめです。
3. 株式会社ネオキャリア
出典：株式会社ネオキャリア
株式会社ネオキャリアは2000年11月に設立された、テレアポ業務とコールセンター業務を行っている営業代行会社です。
クライアントの顧客情報を守る対策として、監視カメラの設置、ICカード、指紋認証、誓約書などを徹底しているため、安心して委託できます。
株式会社ネオキャリアの特徴は、以下のとおりです。
| 内容 | 詳細 |
| 料金一例 | 営業代行・テレアポ代行で得た商談1件につき16,500円 |
| 取引実績 | 累計3000社以上、リピート率80％以上 |
| 得意商材・業務 | ・テレアポ代行 ・リード獲得 ・DM送付後のフォロー |
| 開始時期 | 最短10日から可能 |
このように株式会社ネオキャリアは、累計3000社以上との圧倒的な取引実績と、経験値による営業ノウハウが強みです。
新規顧客を獲得したい企業に向いている営業代行会社と言えるでしょう。
4. 株式会社完全成果報酬
出典：株式会社完全成果報酬
株式会社完全成果報酬は、2010年8月に設立された営業代行会社です。
業務内容は、テレアポ代行と訪問営業代行の2つに特化しています。
この株式会社完全成果報酬も、料金体系が分かりやすいことがポイントです。
以下に詳細をまとめました。
| 基本サービス内容 | 料金 |
| 料金一例 | ・アポイント1件獲得につき15,000円～・訪問1件につき15,000円～ |
| 取引実績 | ・IT業界 ・広告業界・メディア ・人材業界・流通・小売 |
| 得意商材・業務 | ・有形商材 ・無形商材 |
| 開始時期 | 契約してから1～2週間ほど |
また、オプションとして以下のサービスもあります。
- 定期ミーティング
- トークスクリプト納品
- 企画・提案書作成
- ターゲットリスト作成
対応の幅が広いので、様々な業務を任せたいという企業におすすめです。
まとめ
成果報酬型の営業代行には、特化した業務の成果に対してのみ報酬を支払えば良い、という大きなメリットがあります。
特に人材不足の時期や、営業力を補強したいときなど、固定費をかけずに利用できるのは企業にとって大きなメリットです。
今回の記事では、成果報酬型の営業代行会社のメリットとあわせて、選ぶ際のポイントを記載しました。
おすすめの営業代行会社についてもご紹介していますので、自社の悩みが解決できるか比較検討してみましょう。
