資金調達で注目のクラウドファンディング|選び方やおすすめサイトを紹介

インターネットを通じて、不特定多数から資金調達をする仕組みであるクラウドファンディング。「新しい」資金調達の方法として注目されていますが、その歴史は400年以上に上るともいわれています。

古い歴史をもち、今、多くの企業に注目されるクラウドファンディングとはいったいどういうものなのか、分かりやすく解説します。資金調達を検討している方、ぜひ参考にしてください。

クラウドファンディングとは

クラウドファンディング(Crowdfunding)とは、Crowd(群衆)とFunding(資金調達)を組み合わせた造語であり、インターネットのサイトやアプリなどを活用して、不特定多数の人から資金を調達する仕組みのことを指します。その歴史は意外と古く、ヨーロッパでは400年以上前に寄付による資金提供を募ったとされています。

フランスでは芸術分野で、そして、日本では寺社仏閣にその仕組みが取り入れられてきましたが、2011年に発生した東日本大震災の際に、復興支援を目的とするクラウドファンディングで多くの人から復興支援金を集めた事例がきっかけとなり、インターネットを活用した今の仕組みが広まりました。

少ない額から気軽に支援・投資・購入が出来るため、プロジェクトの内容が濃くて良いものほど資金を集めることが可能です。

クラウドファンディングサイトの種類

クラウドファンディングは、そのリターンによって

  • 寄付型
  • 購入型
  • 融資型
  • ファンド投資型
  • 株式投資型

の5種類に分けられます。

それぞれの種類について、1つずつ見ていきましょう。    

寄付型

寄付型クラウドファンディングは、その名の通り「寄付」という形で支援する仕組みのもの。NPO法人や研究機関・大学の研究室、地方の地域活性化プロジェクトなどで多く活用されています。

出資者に対するリターンは少ないのが特徴です。

購入型

購入型クラウドファンディングは、プロジェクトに対する出資者に対して、商品やサービスをリターンとして提供するもの。「All or Nothing型」と「All In型」戸に分けられます。

「All or Nothing型」は、設定した募集期間内に設定した目標金額が集まった場合にのみ、プロジェクトが成立するもの。そして、「All In型」は、目標金額を集めることができなかったとしても、それまでに集めた資金を受け取ることが出来る、というものです。

融資型

融資型クラウドファンディングは、別名「ソーシャルレンディング」といい、資産運用を行いたい投資家と資金ニーズのある企業をマッチングさせるもの。個人から集めた資金を「融資」することで、金銭的なリターンを得ることが出来るのが特徴です。

しかし、融資先の経営状況悪化によっては返還されないこともあります。

ファンド投資型

ファンド投資型クラウドファンディングは、出資の見返りに現金や株式の分配などを受けられるものです。投資対象は新規事業や将来性のある新設法人やベンチャー企業が多く、サイト上で簡単に投資をすることが出来ます。

ハイリスク、ハイリターンの特徴がありますが、少額から投資することが出来るため、人気は高めです。

株式投資型

株式投資型クラウドファンディングは、成長性の高い未上場企業に対して、サイトを通じて不特定多数から資金を集めるもの。ファンド投資型と同じように、新設法人やベンチャー企業が多く、少額から投資することが出来ます。

業績に応じて、配当を受け取ることができます。

クラウドファンディングサイトの選び方

不特定多数から資金を調達することを可能とするクラウドファンディング。そのサイトは数多くあります。

どのサイトを選ぶのか、という時に確認しておきたいのが

  • ジャンル
  • サポート
  • 手数料
  • 支払い方法

の4つ。それぞれのポイントについて、分かりやすく解説します。

 ジャンル

インターネットで検索すると、数多くのクラウドファンディングサイトがあります。そして、それらのサイトは、1つのジャンルに特化したものから、さまざまなジャンルに渡るものまで、それぞれです。

プロジェクトとクラウドファンディングサイトのジャンルがマッチしているかどうか、検討してみるといいでしょう。

サポート

クラウドファンディングサイトを利用するにあたって、チェックしておきたいポイントの1つがサポートの有無です。初めて利用する、という方は、アフターフォローやサポートが付いているかどうかを確認しておくと良いでしょう。

手数料

プロジェクトが成功したら、クラウドファンディングサイトに成功報酬として手数料の支払いをする必要があります。目標金額を設定する際には、手数料を見込んで設定するようにしましょう。

支払い方法

クラウドファンディングサイトは、サイトごとに支払い方法が違います。支援しようと思った人が支払い方法が合わない、という理由で支援を諦めることが無いよう、サイトの支払い方法はどういう種類があるのか、きちんと確認しておきましょう。

おすすめのクラウドファンディングサイト

ここからは、おすすめのクラウドファンディングサイトを紹介していきます。

FAAVO

FAAVOは、地域を盛り上げることを目的としたクラウドファンディングサイトです。全国54箇所の支部があり、地域活性化を軸とした活気のあるプロジェクトが多いのか特徴。

購入型の「All or Nothing」を採用しています。手数料は20%で、プロジェクトが成立した段階で支援金が支払われます。プロジェクトをすぐに始めたい人におすすめです。

FUNDINNO

FUNDINNOは、日本初の株式投資型クラウドファンディングサイトです。一口10万円程度からの出資が一般的ですが、1万円から出資可能な案件も。

厳正な審査を通過した、社会に必要とされる将来性あるベンチャー企業に投資が出来るため、ビジネスの応援、企業の成長を楽しめる人、リターンに期待している人が出資者となっています。

BOOSTER

BOOSTERは、PARCOが運営するクラウドファンディングサイトです。エンタメ系のクラウドファンディングにおける課題に対するサポートが充実しているのが特徴。

アイデアやパッションを大切にしているプロジェクトが多くあります。

CAMPFIRE

CAMPFIREは、購入型クラウドファンディングでも有名なもので、多くのアーティストや著名人が利用しています。ビジネスから映画、音楽など幅広いプロジェクトが強みで、手数料は12-17%と比較的プロジェクトを立ち上げやすいものとなっています。

個人から自治体まで幅広く支援をされてきた信頼性の高いクラウドファンディングです。

3rdTable

3rdTableは、飲食系に特化したクラウドファンディングサイトです。飲食業の新しいチャレンジを支援・応援したい方が集まっており、オーナーの熱い想いが込められているプロジェクトで溢れています。

わくわくするプロジェクトを立ち上げたいならこのサイトの活用を検討してみるといいでしょう。

Makuake

Makuakeは、Amebaブログで有名な株式会社サイバーエージェントのグループ会社が運営するクラウドファンディングサイトです。2014年には、国内最高額3132万6500円の資金調達に成功した参加者も。

サポート体制も充実しており、株式会社サイバーエージェントの巨大なネットワークを活かし、効果的なPRや宣伝が可能です。

Kibidango

Kibidangoは、株式会社きびだんごが運営しているクラウドファンディングサイトです。国内で初めて、youtube承認サイトとなったサイトであり、失敗が少なく成功するプロジェクトが多いのが特徴です。

手数料は10%で、90%の資金が手元に入ります。知的財産などの法的相談などのサポートも手厚く、初心者が始めやすいクラウドファンディングです。

GREEN FUNDING

GREEN FUNDINGは、購入型とモール型を採用しているクラウドファンディングです。

モール型とは、楽天やZOZOTOWNのように、システムとページを企業に貸し出して商売をしてもらうプラットフォームのこと。海外クラウドファンディングへの参加支援もあり、様々な挑戦が出来ます。

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングは、SBI証券などで構成されるSBIグループが運営するサイトです。最低投資額は1万円から。債権回収の実績などもあることから、安心して始めることが出来ます。

OwnersBook

OwnersBookは、「1口1万円からの小額資金による不動産投資」というサービスが採用されているクラウドファンディングサイトです。

上場企業が運営しており、物件は不動産のプロが厳選。案件の情報が豊富なことも定評があります。リスクが比較的少なく、不動産投資を断念していた方でも気軽に参加出来るでしょう。

スポチュニティ

スポチュニティはスポーツチーム・選手などスポーツ領域に特化したクラウドファンディングサイトです。(https://www.spportunity.com/

特徴は、人手やノウハウが不足しがちスポーツチームに対して、企画やリターンを検討する無償での手厚いサポートや、自社メディアや提携先のYahoo!ニュースへの記事掲載などを通じた無償プロモーションに加えて、調達額に応じて10~15%の間で変動する安価な利用手数料が魅力です。プロモーション活動でとても活躍するサイトでしょう。

まとめ

クラウドファンディングとは何か、そしてどのような種類があるのか紹介しましたがいかがでしたでしょうか。プロジェクトの資金調達の手段として有効なクラウドファンディング。

この記事で紹介した内容を参考に、ぜひ検討してみてください。

<参考>

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どのクラウドファンディングサイトを利用すべきか?比較のポイントを解説