顧客管理ツールとは?メリットやおすすめの顧客管理ツール10選を紹介

企業にとって、顧客管理は欠かせないものですが、そのために役立つのが顧客管理ツールです。顧客管理ツールとは何か、そして、活用するメリットはどういうものがあるのか、分かりやすく紹介します。

おすすめのツールについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

顧客管理とは?

顧客管理とは、顧客の多面的な情報を一元管理すること。管理する情報の代表例として、顧客ごとの企業規模や業種などの属性、過去の売上や購買履歴などの購買傾向などが挙げられます。

一元化された情報は、企業のマーケティング戦略の策定や、営業活動の方針決定などに活かされます。

顧客管理ツールとは

デジタル化が急速に進む現代ですが、手書きの紙で顧客管理をしている中小企業も多くあります。手書きの良さは、「すぐに書ける」「内容が頭に入りやすい」という点。

その反面、組織内での情報の管理・共有には向きません。そこで、効率的な顧客管理のためにオススメしたいのが「顧客管理ツール」です。

顧客管理ツールとは、デジタルで顧客情報を管理するソフトウェアやクラウドサービス(ネットワーク経由で利用するサービス)の総称です。デジタル化によって、情報の追加や修正、保管や検索が容易に可能となります。

顧客管理ツールを活用するメリット

顧客管理ツールを活用することによるメリットはいくつかありますが、その中でも、経営へのインパクトが特に大きいものとして

・受注率を高められる

・ピンポイントな情報をタイムリーに提供できる

・最新の情報を組織で共有できる

という3つが挙げられます。それぞれのメリットについて、1つずつ見ていきましょう。

受注率を高められる

顧客の購買実績や対応履歴などの情報を活用することで、戦略的なアプローチが可能になります。また、営業活動の仮説・検証を効果的に行うことができることにより、ニーズを捉えた提案力が高まり、受注率を高めることができます。

ピンポイントな情報をタイムリーに提供できる

顧客への商品やサービスの提案はタイミングが大切です。顧客管理ツールを活用すれば、顧客が保有する設備の買い替えやリースアップの時期をしることができます。その結果、チャンスを逃さず顧客にアプローチすることが可能となります。

最新の情報を組織で共有できる

情報は鮮度が大切ですが、顧客管理ツールを使えば、顧客の最新情報をいつでも確認することができます。したがって、営業担当者が変更となった際にも、新担当者が過去の顧客情報を時系列で把握することができるため、顧客に不利益となることがありません。

おすすめの顧客管理ツール

活用することによって、顧客へのタイミングの良いアプローチと受注率を高めることが可能となる顧客管理ツール。さまざまな種類がありますが、自社の課題や予算額などを把握した上で、最適なツールを選ぶことが大切です。

ここでは、おすすめの顧客管理ツールを10、紹介します。

ツール選定の際の参考にしてください。

Senses(センシーズ)

Senses(センシーズ)は、顧客情報の「直感的」な操作・管理ができるツールです。カンバン方式での進捗管理やカード形式での案件管理など、情報を分かりやすくビジュアルで表示。

また、AIによる高精度の受注予測機能で、営業活動の成功率アップを実現します。取引先企業のプレスリリースや財務情報などを自動取得する機能もあるため、手軽に情報収集することができます。

料金は月額25,000円/5ユーザーからと、比較的高額。本格的な運用を検討している企業に向いています。(無料お試し期間は14日間)

ちきゅう

ちきゅうは、直感的な操作が可能なため、ITが苦手な方でも使いやすいツールです。商談の進捗状況を一覧で確認でき、簡単なマウス操作で商談のステップ管理が可能。

また、SFA機能(営業の業務プロセスを効率化・自動化する仕組み)を有するのが特長です。営業メンバー別の進捗状況や、売上の着地見込みをグラフで確認することもできます。

料金は月額14,800円/10ユーザーからとかなり安価。システム担当者がおらず、紙やExcelでの管理から一歩進みたいと考えている中小企業におすすめです。(無料お試し期間は15日間)

Hubspot Sales

Hubspot Salesは、マーケティングと営業活動を効率化するツールです。潜在的な見込み客への効果的なアプローチから、取引状況の測定、改善提案までをカバー。

料金はプランによって異なりますが、基本的な機能が使える無料プランもあります。ユーザー数やストレージ量の制限がないHubspot CRMと連携することで、業務効率を飛躍的に高めることができます。

無料でオールインワンのプラットフォームを構築できる、類まれなツールといえるでしょう。有料プランの料金は、Starterコースが月額9,600円/2ユーザーから。

まずは無料コースから始めて、徐々に本格稼働にステップしていきたい中小企業におすすめです。(無料お試し期間は14日間)

Hubspot CRM

HubspotCRMは、顧客情報の管理や広告管理、メールの自動化などを一元管理できるツールです。利用料金はなんと無料。無制限でユーザーを追加でき、アクセスの期限もありません。

Hubspotの有料ツールと組み合わせることができます。モバイルアプリがあり、外出中でも情報を確認できるなど、使い勝手の良さも光ります。

Web開発の技術者がいない企業や、顧客管理ツールを体験してみたい企業におすすめです。

kintone(キントーン)

kintone(キントーン)は、顧客情報や案件情報を一元管理し、効率的な営業活動を実現するツールです。顧客管理ツールを使用する多くの場合、ツールの形に企業側が合わせて運用していますが、kintoneは、使用する企業の運用に沿った形へのカスタマイズが可能なため、ツールに合わせる必要がありません。

また、このカスタマイズにプログラミングの知識は不要。使いたい項目をドラッグすることで簡単に設定できます。料金はライトコースが月額3,900円/5ユーザーからとかなり安価。

定型的な形に捉われず、自由度の高い顧客管理をしたい企業におすすめです。(無料お試し期間は30日間(スタンダードコース))

Zoho CRM(ゾーホーシーアールエム)

Zoho CRM(ゾーホーシーアールエム)は、顧客管理システムと営業支援ツールがセットになった経営の可視化ツールです。スプレッドシートや他のCRMツールから簡単にデータ移行することができ、従来の顧客管理ツールからの乗り換えも簡単。

管理ページのレイアウトもカスタマイズできるので、自社に合わせた柔軟な運用が可能です。機能が豊富なので、管理の目的や必須項目などを棚卸し、必要な機能を明確にしてからコースを選ぶと良いでしょう。

料金は月額1,440円/1ユーザーからとお手頃で、クラウド型で無料のモバイルアプリも利用できます。サクッと導入し、定型的な形に捉われない顧客管理をしたい企業におすすめです。(無料お試し期間は15日間)

Marketo(マルケト)

Marketo(マルケト)は、全世界で5,000社以上が導入している実績抜群のツールです。マーケティングを自動化する機能が最大の特長。

Marketo(マルケト)を用いれば、顧客がサイトに訪れた時間や、サイト上でとった行動に合わせたメッセージを送信したり、見込み客がサイトを訪問した時に、IPアドレスを元に最適なコンテンツを表示するなど、効果的な個別対応を自動で行うことができます。

利用は25ユーザーからで、料金はデータベースサイズにより異なるため、個別の問い合わせが必要です。人員を増やさずにマーケティングを強化したい企業におすすめです。

FullFree

FullFreeは、「3つの無料」が特長のツールです。まず、ダウンロードが無料で、顧客管理も自社仕様にカスタマイズ可能。更には、クラウドでの共有も無料で、サーバーがなくてもすぐに使用することができます。

管理画面はExcel形式となっているため、Excelでの顧客管理に慣れている企業は違和感なく導入することができるでしょう。バージョンアップも頻繁に行われており、長く使う前提でも導入しやすいツールです。

有料版のFullfree PROは、PC1台ごとにライセンスが必要ですが、導入にかかる費用は8,800円。月額・年額の料金は発生しないため、とても安価といえるでしょう。なお、PC1台あたり月額540円を支払うと、PC6台以上でのクラウド共有も可能となります。

Sales Cloud Essentials

Sales Cloud Essentialsは、世界でトップシェアを誇るクラウド型CRM「Sales Cloud」の中小企業、スタートアップ企業向けのツールです。導入から運用開始までの手順がとにかく簡単で、搭載されたAIにより、顧客管理で発生する多くのデータ入力を自動化し、顧客情報を効率よく一元管理することができます。

また、PCだけでなく、スマートフォンやタブレットからも情報へのアクセスが可能。料金は月額3,000円/1ユーザーから。

中小企業やスタートアップ企業が手軽に顧客管理を始めてみたい場合におすすめです。(無料お試し期間は90日間)

SATORI

SATORIは、900社以上が導入している国産ツールです。Web上で見込み客を増やす仕組みを持ち、営業を自動化することができます。

自社のWebサイト来訪者に対し、リーチしたいコンテンツを目立たせる効果的な表示を行うことで、資料請求・登録・商品購入といった目的の達成を促進。さらに、来訪者の一元管理、最適なマーケティングの実行までを自動化することができます。

料金は月額148,000円から。初期費用として、別途300,000円かかります。モバイルアプリが無料で利用でき、詳しい情報を入手できる無料セミナーも。

効率的なマーケティングの強化や、休眠顧客の掘り起こしをしたい企業におすすめです。

まとめ

顧客管理は企業にとって重要なこと。

限られたリソースの中で、顧客管理を効率的かつ効果的に行うことは、中小企業が競争力を高めるために不可欠です。自社に合った顧客管理ツールを選ぶことは、今後のマーケティング活動や営業活動に大きなインパクトを与えます。

これを機に、顧客管理ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

<参考>

顧客管理ソフトの重要性と選ぶポイント おすすめツール5選(営業ラボ)

顧客管理(CRM)とは?プロ推奨システム10選を解説!【2020年最新版】(cyzen)

中小企業におすすめの顧客管理(CRM)システム6選(B2B Hacker)

中小企業向けのおすすめCRM(顧客管理ツール)10選(価格・特徴・導入事例)(Senses Lab.)

中小企業の新しい顧客管理の方法とは?脱エクセルで大幅な業務効率化を実現!(GENIEE’s LIBRARY)

顧客管理ができるツール10選!シンプルなものから本格的なものまでご紹介!(営業効率化ガイド)