面倒な給与計算業務は給与計算ソフトで!おすすめのソフト10選を紹介

給与計算ソフトとは

給与計算ソフトとは、その名前の通り、給与を計算してくれるソフトです。
住民税や厚生年金などは年に一度、そして、社会保険料は最低年に一回、給与額に応じて改定されますが、給与計算は、税率や保険料の変更、法改正などにも細かく対応しなくてはなりません。

したがって、給与に関する最新の情報を入手し、正確な給与計算を手作業で行うのは、かなりの労力が必要となります。給与計算ソフトを導入すれば、各種保険料や税金などの最新情報を踏まえた計算を自動でしてくれるため、業務量の軽減を図ることができます。

給与計算ソフトを導入するメリット

給与計算ソフトを導入するメリットとして

・給与計算効率UP
・法改正に対しての処理がスムーズ

の2つが挙げられます。

①給与計算効率UP

給与計算ソフトを導入すれば、給与計算の効率がアップします。

給与計算は、従業員の雇用形態や会社の規定に基づいて、勤怠状況や手当などを計算し、総支給額を定めます。そして、各種保険料や税金を差し引き、最終的な手取額を算出しなくてはなりません。

したがって、とても面倒な作業だと思う方が多くいます。給与計算ソフトを活用すれば、煩雑な給与計算業務の効率化や工数削減が実現します。

②法改正に対しての処理がスムーズ

住民税や厚生年金などは年に一度、そして、社会保険料は最低年に一回、給与額に応じて改定されます。この法改正に対応できなかった場合、給与計算漏れが発生し、最悪の場合、労務トラブルに発展してしまうこともあります。

しかし、給与計算ソフトを導入すれば、法令や税制の改正があった場合でも、自動的に対応してくれるため、計算漏れが起こることがありません。毎月、毎年最新の税率や法改正を気にする手間を省くことができるのです。

給与計算ソフトはクラウド型・オンプレミス型・ソフト型の3タイプ

 給与計算ソフトは、

・クラウド型
・オンプレミス型
・ソフト型

の3つのタイプに分けられます。

クラウド型は、デスクトップにシステムをダウンロードする必要がなく、ネット環境があれば場所を選ばずに利用出来るタイプです。会社の外部からも情報にアクセスができるため、利便性が高く、とても便利です。

セキュリティの自動バックアップ機能が付いているものが多く、情報漏洩などの可能性も低いのが特徴。常に最新版を利用できるという点もメリットとして挙げられます。オンプレミス型は、カスタマイズ性が高く、希望通りの給与計算システムを利用出来るタイプです。

主に自社でシステムを構築し、運用するタイプであり、自社ネットワークのみで使用するためセキュリティについては第三者が入りにくく安心です。自社でシステム構築が可能なため、他の自社システムとの連携や統合もしやすく、利便性を高められます。月額の利用料がかからないため、長期的に見るとコスト削減に繋がるタイプといえるでしょう。

ソフト型は、家電量販店やインターネットで購入し、手軽に利用出来るタイプです。インストールしてソフトを取り入れた端末でのみ利用することができるため、セキュリティは完璧です。

ソフト型の給与計算ソフトは一番歴史が長く、比較的安価に入手することができますが、他のシステムとの連携が出来ないため、従業員が100名以下の中小規模の法人に適しているでしょう。

おすすめの給与計算ソフト10選

導入することで業務の効率化を図ることが可能となる給与計算ソフト。
ここでは、数ある給与計算ソフトの中から、おすすめのソフト10選を紹介します。

人事労務free

人事労務freeは、給与計算をはじめ定型的な労務管理を大幅に効率化する機能が充実しているソフトです。

メリットは、初心者にも使いやすい機能があり、利用シーン別に労務管理ができること、そして、デメリットは、従業員が増えると金額が上がることであるといえます。ベンチャーから中堅企業まで、幅広い企業が導入しています。

費用は、1カ月あたり1,980円(税抜き)。年間で23,760円からとなっています。この料金には従業員3名分の料金が含まれており、従業員が1人増えるごとに月額 300円(税抜)ずつ追加費用がかかります。

各種クラウドサービスとの連携が出来て、他社の勤怠管理を利用していてもCSVファイルで取り込み可能であり、とても利便性の高い給与計算ソフトであるといえます。

やよいの給与明細オンライン

やよいの給与明細オンラインは、給与計算と給与明細、賃金台帳の作成に特化している給与計算ソフトです。シェアNo.1の実績があり、そのメリットとして 社会保険料の料率や源泉所得税は自動で更新や計算をしてくれること、そして、デメリットとして、年末調整や社会保険の算定基礎届の作成、労働保険料の集計などは対応していない部分があるということが挙げられます。

費用は、従業員10名までなら、月額450円、従業員30名までなら、月額1,200円です。最大2か月無料で体験することが可能です。

充実したサポート体制があり、初めて利用する方でも安心して使うことができるソフトであり、スタートアップ企業や小規模法人向けのものといえるでしょう。

マネーフォワードクラウド給与

マネーフォワードクラウド給与は、給与計算やWeb給与明細の発行のほか、年末調整や社会保険関連の書類発行にも対応している給与計算ソフトです。

メリットは、他のサービスとの連携も安価に利用でき、業務の効率化が見込まれること。仕分け関連も楽に出来ます。一方、デメリットとして、割増賃金などの細かい計算の対応が不十分なところがあるということが挙げられます。

個人事業主向けプランと法人企業向けプラントがあり、個人事業主向けプランの料金は、月額1,280円(税抜)。年額11,760円(税抜)からとなっています。

法人企業向けプランは、月額3,980円(税抜)。年額35,760円~(税抜)となっています。1ヶ月無料トライアルとフリープランなどがあります。

ユーザー数は850万人を突破し、3,500社の会計事務所が導入しています。税理士や社会保険労務士を無料で紹介してくれるサービスなどもあります。

ジョブカン給与計算

ジョブカン給与計算は、労務管理機能が豊富に揃っているソフトです。
ジョブカンシリーズを活用することで、さらに業務効率化UPに繋げることができます。

メリットは、シンプルで初心者でも使いやすいということ。給与計算式を設定して組み込むなどのカスタマイズも可能で、雇用形態、役職別など複数の異なる給与規定を設けることができます。

そして、デメリットは、ジョブカンシリーズ以外の他サービスとの連携が難しいということが挙げられます。

月額最低利用料金は2,000円。従業員5人まで無料で利用することができます。大規模(500名目安)の企業は別途見積もりとなっています。
メールやチャット、電話でのサポートが充実しているため、使い方が分からない時でも安心です。初期費用がかからないので、スタートアップ企業や中小企業におすすめです。

円簿給与

円簿給与は、日常的な給与計算から年末調整までをスムーズに行うことができるソフトです。勤務体系にあわせた固定金額や各種保険料なども細かく設定が可能。

メリットは完全無料で導入でき、初期設定などの煩わしい作業がいらないこと。そして、デメリットは他サービスの連携が難しい部分があるということが挙げられます。従業員と給与明細を共有する機能があり、毎月明細書を出力して配布する手間を省くことができます。

EXPLANNER for SaaS 給与

EXPLANNER for SaaS 給与は、長年実績のあるツールをクラウド化したことにより、大手企業だけでなく中堅・中小企業でも利用しやすくなった給与計算ソフトです。

メリットは、業界ごとに機能が充実していること。職種や雇用形態に対応した複数の給与計算の運用が可能です。

デメリットは、価格が比較的高いということが挙げられます。

費用は、月額料金15万円から。担当者3名までは無料ですが4人目からはオプション料金がかかります。30,000本以上の導入実績があり、様々な給与形態の業務効率を上げることが出来るツールであり、面倒な問題がこれ一つで解決出来るかもしれません。

給与奉行クラウド

給与奉行クラウドは、クラウド型の給与計算ソフトです。知名度が高く、法令改正に対応したアップデートが自動的に行われることで人気があります。

メリットは、顧問の社会保険労務士や税理士も給与奉行クラウドを利用して給与データの共有が可能であること。そして、デメリットは、コストが比較的高いことが挙げられます。年間利用料は、従業員30名までの場合、18,000円。31名以上の価格は問い合せが必要です。

領収書や入出金明細データを学習し、入力を自動化する機能があり、中小企業向けのソフトといえるでしょう。

SPIRAL給与明細電子化

SPIRAL給与明細電子化は、クラウド型の給与計算ソフトです。導入が簡単で、手軽な作業が好まれています。

メリットは、給与明細デザインをオリジナルにカスタマイズできる機能があるということ。給与明細書発行が驚くほど早く出来ます。

デメリットは、給与明細のペーパーレス化を目的としたサービスのため、細かい法改正の対応が追いついてない場合があるということが挙げられます。

無料プランがありますが、従業員数にあったプランを問い合わせてみるといいでしょう。PCからはもちろん、携帯電話でも給与明細書を確認することができます。ログイン認証もしっかり導入してあるため、情報漏洩防止が見込まれます。50人〜1000人の会社におすすめです。

フリーウェイ給与計算

フリーウェイ給与計算は、クラウド型の給与計算ソフトです。比較的、安い費用で利用することができます。

メリットは、従業員5人までなら永久的に無料で運用できること。デメリットは、:サポート体制がやや薄いことが挙げられます。

マニュアルや動画などで自分で勉強しなくてはならず、複雑な給与計算がある企業は対応が出来ない部分もあります。

費用は、従業員5人までなら無料。従業員6人以上は月額1,980円となっています。スタートアップ企業や小規模法人に適しています。

給与PRO

給与PROは、給与計算に関わる全ての業務をアウトソーシング(代行)してくれるソフトです。

労務に関する問題も提携の社労士事務所と協力して対応してくれるため、メリットは、労務業務まるっと全て任せられることであるといえます。導入することによって時間とコスト削減が可能です。

デメリットは、導入前に必要な労働環境情報の確認があるため時間を割く必要があるということ。

基本料金は10,000万円。導入費用50,000円が必要ですが、従業員1~5名では1名あたり1カ月600円という破格値で利用することができます。給与計算や労務業務を全て任せられるサービスが充実していて、面倒なことを全て任せることができます。社会保険労務士と連携をしていることから、専門性の高い知識が得られるでしょう。

まとめ

給与計算ソフトを導入すれば、業務の効率化やコスト削減など、さまざまなことが可能となります。ソフトごとに特徴が異なるので、自社に最適なソフトを探してみると良いでしょう。

<参考>

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